鰹節製造の授業
本日の新聞には昨日行われた焼津鰹節伝統技術研鑽会の記事が掲載されていました。私は所用により欠席させていただきましたが、たくさんの子供たちが見学に来てくれたなか、今年も真剣に技術指導を受けたようです。参加した皆さんお疲れ様でした。
昨日は、業界内での授業でありましたが、本日は実際の教育現場で鰹節はどんな風に教えられているのかを見学しに鰹節組合の青年会メンバー4名とともに焼津水産高校に行ってまいりました。
業界の後輩のS太郎が、どうやら水産高校で鰹節の製造も教えているらしいという話をききつけ、常日頃から彼とは「幼稚園や小学校に出向いて出前授業とかやりたいね」なんて話をしていた折りだったので、ちょっと水産高校で実際に生徒に教えている現場を見学させてもらえないかお願いしてみようということになり、二人でお願いに行ったところ快く引き受けて下さり本日実現した次第です。
焼津水産高校では、本日、私たちのために特別にカリキュラムを組みなおして対応して下さいました。
最初に鰹節製造に関しての授業を見学。
昔、鰹節屋に勤務されていた経験を持つ先生が、“鰹節は世界一硬い食品です。”という切り出しから、原料について、製造方法について、用途についての概略を50分という限られた時間の中でお話されました。通常は2時限かけて行う授業を1時限内で行っていただいたので、さぞかし時間配分は難しかったことでしょうが、時間ピッタリに終わりました。先生は生徒たちに鰹ダシを試飲してもらおうと削りぶしとお湯まで用意して下さっていました。残念ながら時間切れで試飲はできませんでしたが、そこまでやってくれようとする気持ちに心がうたれました。
我々が毎日生業としてかかわる鰹節が高校の授業で教えられている情景、そして真剣に聴き入る生徒たちの姿を目の当たりにし、我々業界もこの生徒たちに恥じることのないよう元気のある業界にしていかなければいけないと、気が引き締まる思いがしました。
その後休み時間を挟み、実習場に移動し、鰹節製造の実習。
午前中の「鰹の生切り作業」を見学させていただきました。生徒一人あたり鰹2本だけの実習ですが、驚いたのは先生の教え方のうまさ。実習の先生は鰹節屋での勤務経験はないはずですが、さすが教えることのプロフェッショナルですね。
初めて鰹を手にした生徒がほとんどでしたが、頭切りでしっかりと“ハナ”ができています。ハラモはきれいな二等辺三角形になっています。20名の生徒に3人の先生しかいなかったのにみんななんとなく形になっていました。
ほんの数時間の見学でしたが、鰹節製造の学校教育現場を観ることで、自分達の仕事を違った角度から見つめることができ、今後の食育活動を考えていく上で発想の幅が広がったような気がします。
子供たちに感動と笑顔を与えられるような食育事業というものがだいぶ頭の中でイメージできてきました。これから実践の場を求めて新たなアクションを起こしていきたいと考えています。
今回の学校見学を快く受け入れてくださった校長先生はじめとする先生方、そして気持ち良く挨拶をしてくれ授業を受けてくれていた生徒たちに感謝です。
授業見学実現に特別なご尽力をいただいたK先生には格別の御礼を申し上げるとともに、今後のタイアップした取組への協力をお約束いたします。
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コメント
またまた苦節3か月・・・毎日クリックしてきたからこそ受けるこの感動感激・・・
またの更新をまたドキドキしながら待ってますよ~(笑)
投稿: K原・・・。 | 2009/06/05 08:26
毎日クリックありがとうございます。
今日こそアップしようと書き込み始めるのですが、途中で断念することもしばしば・・・
最後まで書き終えるのは3カ月に1回くらいってことだね
でも今日は怒涛の連日アップしちゃいます。
投稿: とまとも | 2009/06/05 13:59