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2013/02/09

2月8日付日本経済新聞に取り上げられました。

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2月8日日経新聞朝刊静岡県経済面で弊社を紹介していただきました。

新製品の完成に向けてひと踏ん張り!

記事の全文を以下転載します。

トマル水産――カツオ節で健康商品(しずおか発はばたく実力派)

2013/02/08  日本経済新聞 地方経済面 静岡  6ページ  1223文字  書誌情報
 カツオ節加工のトマル水産(焼津市、大石智之社長)が独自製品の開発に力を入れている。疲労回復などに効果があるとされるカツオ節の機能性に着目し、手軽に食べられるスティック状の製品を開発した。主力のカツオ節の受託加工は消費低迷や輸入品との競合など事業環境が厳しい。付加価値の高い独自製品の開発を通じて事業基盤を強化したい考えだ。
 日本有数のカツオ節の産地である焼津市。多くのカツオが水揚げされる焼津港の周辺にはカツオ節メーカーが集積し、日本の食卓を支える。駿河湾の近くに本社工場を置くトマル水産の敷地内には潮風に混じり、カツオ節独特の香りが漂う。
 同社は食品メーカーが調味料や即席麺のだしなどに使うカツオ節粉末の加工を手掛ける。粉砕などの工程を工夫することで最短2日以内の納品を可能にしているほか、小ロットでの加工も請け負うといった特徴を持つ。
 しかし、衛生管理などのコストが上昇するのに対して、輸入品との競争や需要減少などで加工賃の上昇は見込みにくいのが実情。「下請けだけでは10年、20年先の未来が見えにくい」として、独自製品の開発に取り組み始めた。
 ヒントとなったのが取引先の研究所や大学による講演だった。疲労回復などカツオ節にあるとされる機能性を知り、健康をキーワードにした商品開発を思いついた。
 カツオ節の機能性を生かしながら、食べやすい製品を作りたい。そのためには「カツオ節を削らずに身のまま食べてもらうのが一番」と考えた。誕生したのがカツオ節を食べやすいサイズに切り分けて短冊状にした「カツオスティック」だ。
 カツオ節はいぶして乾燥させ、魚の生臭さと水分を取り除く。カツオスティックはいぶしの途中で取り出し、短冊状に切り分ける。食べやすくするには一定の水分量が必要だが、水分が多ければ生臭さが残る。試作を繰り返し適切な水分量を見つけた。
 ただ、野菜などを切る一般的な食品機械ではスティック状に加工する際、断面の身がほぐれやすい。現在は身を均等に切り分けることができる装置の開発に取り組んでおり、年内の製品化を目指している。
 カツオスティックは低脂肪でたんぱく質を多く含むという。今後はスポーツ愛好者や成長期の子ども、筋力が衰える高齢者向けなどとして販売したい考えだ。
 大石社長は「カツオ節はだしを取ったり、豆腐などのトッピングにしたりするだけで、それ以上の価値が見いだされていなかった」と強調する。独自製品を通じてカツオ節の新しい魅力をアピールすることで、企業としても新たな段階へと成長しようとしている。
《会社概要》         
▽   所在地      焼津市浜当目2丁目5の3
▽   事業内容      カツオ節の粉末加工や製造など
▽   設立      1980年
▽   従業員数      16人
▽   売上高      1億2000万円〓(2012年9月期)
【図・写真】焼津港で水揚げされたカツオを使って自社製品を開発する

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