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2014/03/08

静岡マラソン報告~2週連続のフルマラソン体験記

3月2日(日)第1回静岡マラソン開催

42.195kmの部に参加。先週の日曜日に東京マラソンを走り終えたばかりで、この一週間は疲労回復に専念。金曜日に抜け具合を見るために3kmほどのジョギングのみ。しかもそれは出張先のシンガポールのまちで。
シンガポールから土曜日の夜に帰国し、翌日のレースに向かった。
しかし・・・、さすがにフルマラソンを全力で走って一週間後に疲れが残っていないはずがない。家を出る時には、途中棄権でも仕方ないという気持ちでいたのも確か。でも、電車に乗ると静岡マラソンに出場するランナーばかりで、駅から会場に続く道はランナーの行列。
この光景を見たら急にスイッチが入ってしまった。なんか完走しなければ負け犬になってしまうような気がしてきた。
天候はあいにくの雨。雨のレースは初めての経験でしたが、東京マラソンでレインコートの防寒力を学習していたので、慌てることなくスタートラインにつくことができた。
今回無理してでも出場した目的は、記録を狙わずにエイドの食べ物をしっかりと味わいながら変わりゆく風景を楽しみ、気持ちよく走るフルマラソンをすることだった。しかも地元静岡で初めてのフルマラソンだから出ないわけにはいかなかった。
だからペースも最初から5分以上のゆっくりとしたペースで入り、最後まで余裕でゴールするつもりだった・・・。
しかし、そんなにフルマラソンは甘くはなかった。スタート直後から体が重いのは自覚していいたが、25km過ぎあたりから向い風の中しばらくやんでいた雨が再度降り出したと同時に膝の力が時々抜ける異変が現れはじめた。怪我してはつまらないのでここは無理せず少し歩きながら様子を見ることに・・。
でも、でも、真正面から容赦なく吹き付ける寒風と雨が歩くことを許してくれなかった。歩く時間が長くなればなるほど体温が奪われ、体が硬直してしまう。仕方ないからゆっくり走り出す。一度冷え切った体は体力も奪われ、スピードも上げることができない。辛くなってまた歩き出す。そんなことを繰り返しながらやっとの思いで清水駅前のゴール。
時間は4時間15分。今回のスタートはタイムロスが20秒くらいだったので後ろから抜いて行ったランナーには随分迷惑をかけちゃったな。
でも、エイドの団子、アンパン、バナナ、黒糖、イチゴ、全て堪能しました。イチゴが甘くておいしかったのと、アンパンが思いのほかおいしくて感動した。
40㎞地点近くで疲労困憊の姿出歩いている自分に、「このイチゴ食べて元気出して!」とパックに入ったイチゴを差し出してくれた若者。エイドのイチゴはヘタがとってなかったけど、若者が差し出してくれたイチゴは丁寧にヘタがとられていた。「ありがとう。うれしいよ。」と言った自分にむかって、「こちらこそ、ありがとう!」と返礼をしくれた若者。あの時はなんか心が温かくなったよ。
ボランティアの方々には雨の中、風の中、献身的にサポートしてくださって感謝、感謝。
記録を狙わないマラソンを満喫できたし、雨に降られちゃったけど真冬の雨のレースの体験もできたし、収穫の多い静岡マラソンであった。

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東京マラソン2014報告~その参

東京マラソンに初めて参加して、驚いたことが3つあります。

一つ目
沿道で応援してくれる方がスタート直後からゴールまで途切れずにいること。そして、みんな楽しそうに応援してくれていること。
銀座や浅草に人が多いのは理解できます。確かにこのエリアには何重もの人垣ができていました。しかしそこだけではありませんでした。スタートしてからゴールまで、立ち入り禁止となっている佃大橋を過ぎたあたり以外はずっと人が途切れることがありませんでした。
不思議なもので普段走っていても人とすれ違うだけで自然にペースが上がってしまうもの。東京マラソンはずっと人に見られているからペースが上がりやすいし、終盤疲れてペースが落ちてきたときには背中を押してもらえます。
今回は30㎞過ぎまではまだ余裕があり、沿道の声援にこたえる余裕があったものの、35kmあたりからは沿道の声援に引っ張っていただいた感じがあります。40㎞過ぎで疲れ果てて止まりそうなところで、「サブ3.5のペースメーカーが直ぐ後ろに来たぞ!」という声援を受け、おしりに火が付きグロスタイムでぎりぎりサブ3.5を達成できました。本当に感謝です。
二つ目
3万人以上が会する大会なのに、滞るところがなく運営がスムーズであること。
前日の受付から家路につくまで、待たされたところといえば、ゼッケンをもらう受付のところと、当日朝の手荷物検査の部分だけ。しかも待たされたといっても5~10分程度。
手荷物を預ける時も、スタートブロックに並ぶ時も混乱はなく、極めつけはゴールしてから手荷物を受け取るまでの行程。ゴールをしたら、まず完走メダルを首にかけてもらい、タオルを肩にかけてもらい、袋をもらってバナナ、オレンジ、SOY JOY、そしてエアサロンパスを受け取るのですが、完全な流れ作業。その流れで手荷物受取場へ入れば、大声でゼッケンナンバーの伝達が行われあっという間に自分の手荷物が運ばれてきました。
着替えを終え、待ち合わせスペースを抜けそのままバス乗り場へ直行しましたが、ほんの数分で品川行きのバスに乗ることができ、全くストレスを感じる場所がありません。
三つめ
チームスマイル(=ボランティアの皆さん)は本当に素晴らしいです。
中には東京マラソンに選手として参加したかったけど落選してしまったからボランティアで参加したという方も多いと聞いています。何かしら東京マラソンに係りたいという気持ちは今回選手として参加させていただいた私にはよく理解できました。それだけ感動をしました。
東京マラソンを楽しんでもらいたい、そして自らも楽しみたいという気持ちの表れなのでしょう。だから、給水所でドリンクを渡しながらの応援も本当にあたたかく元気づけられました。ランナーの気持ちをよくわかっているから余計に心に響くのですね。
ゴールした後、「おめでとう!お疲れ様!」と言いながらタオルを肩にかけていただいたとき感じた肩の温かみ、疲れきった体がどれだけ癒されたことでしょう。
手荷物を受け取とうと自分の指定されたエリアブースに入っていった時、チームスマイルの皆さんが全員で笑顔と拍手で迎えてくださった瞬間は思わず涙が出ました。
マラソン大会というものは本当に多くの人の力によって成り立っていて、まさしく「走らせていただく」という気持ちで臨むべきものだと感じました。
一度参加しただけですっかり東京マラソンのファンになってしました。来年も出たいです。でも確率からすれば次回出場は10年後でしょうか。その前にチームスマイルとして参加して恩返ししなきゃいけませんね。

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