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2016/03/07

静岡マラソン2016 ~ネガティブスプリットで自己ベスト更新

数日前から当日の朝まで天気予報を何回見たことか。

雨が降るのは覚悟の上だが、何時頃からふり始めるのかと、何よりも風向きと風の強さ。
気温が高いことは数日前から分かっていたので、できれば基本「くもり」で小雨程度の雨が時々降ってくれるのが最高だと思っていた。風向きは願い通り南西の風が吹きそうだ。
 
4時半起床。朝食はご飯1.5杯と切り餅1切。野菜スープにオレンジジュース。
去年の静岡マラソンでは朝食の食べすぎからか胃がもたれた状態でスタートに並んだ。その反省から今年は朝食の量は抑えめ。その代り前日の食事はいつもの2倍食べておいた。朝の排出がスタートまでに調子よくできたのでこの方法は有効かも。
 
6時10分家を出発。6時55分会場に到着。
 
太陽が出ていて陽があたると温かい。暑いくらいだ。日影を選び屋外で気温を肌で感じながら着替え。この気温であれば途中雨が降ったとしてもアームウォーマーもゲーターも必要ないと判断。ノースリーブのシャツにランパンに決定。日が差していたので帽子とサングラスは付ける。全く寒さは感じなかった。
 
7時30分荷物を預けスタートブロックへ。
 
Bブロックには既に多くのランナーが待機していた。8時になると本スタートまで移動。今年はスタートエリアの幅が昨年の半分くらいになっていた。スタートが後ろになればなるほどロスタイムが長くなることを考えると多少なりとも早めに並んでいてよかった。同じBブロックでも2分以上スタートまで時間がかかった仲間もいた。
 
このレースの目標は自己ベスト(グロス3時間07分18秒 別大2016)の更新
目標クリアのためには平均4分26秒/kmのペースが必要。
 
そのための作戦 その1 「35kmまでは力を使わない」
スタートから目標ペースを追うことはやめ、気持ち的にも体力的にも余裕をもてる楽なペースで35kmまでやり過ごし、その先の上り坂に臨む。この坂さえクリアできれば清水エリアでの失速をおさえられるはず。
静岡マラソンは比較的フラットなコースといわれているが、高低図を見ると2~3kmにわたるなだらかな上り下りが意外に多くあることがわかる。この高低差を知らずにペースばかり気にしていると、思いがけずスタミナを消耗してしまうということになりかねない。特に体力がある前半は注意したい。
 
そのための作戦 その2 「カロリー、アミノ酸補給」
12月の防府ではカロリー無補給で後半それほど大きな失速はなかったので、レース中のカロリー補給はそれほど重要視していなかった。カロリー補給をするたびに走ること以外に神経が使われ、呼吸も乱れることから、しなくて済むのであればカロリー補給はしたくないと常々考えている。しかし2月の別大では後半大失速したこと、今回は当日の朝食を控えめにしたことから、このレースでは前半からしっかりカロリー補給をしてみようと考えた。
 
8時20分スタート
 
スタート~5km (5km通過 23分15秒 スタートロス37秒 ラップ22分55秒 @4:32/km)
スタートからなんとなく足が重い。無理しないペースを心掛けていたら4:30/kよりもゆっくりペース。でもここで頑張ってペースを上げることはこのレースではやらないと決めた。なりゆきのペースの任せる。3km過ぎから下り基調に入って4:25/km位になったが、感覚的にはもう少し速くてもおかしくないといった感じがした。ただ、日が差していて気温も高いから前半は自嘲しておかないと命取りになると思い成り行きに任せた。
 
5km~10km (10km通過 45分59秒 ラップ22分27秒 @4:29/km)
5~7kmまでは上り基調。ラップタイムは気にせず楽についていけるペースの人の後ろについていく。後ろにつくと足が余ってしまいすぎに抜きたくなるが、ぐっと我慢してペースは上げず数百メートルはついていく。そして次のターゲットを探しゆっくり追いついてしばらく追走。駿府公園の周回になると大分体も温まってきて、楽に走るペースも少しづつ上がってきた。目標タイムの平均ペースからは大分後れを取っているが気にしない。
 
10km~15km (15km通過 1時間08分32秒 ラップ22分33秒 @4:31/km)
10km通過後、ジェルを投入。まだまだ余裕があるペースだし、寒くないので指先も自由に動くから落ち着いて摂取できた。この区間は駿府公園から本通りを安倍川方面に向かう。下り基調ではあるが軽い向かい風を感じた。目標ペースを追いかけることはしないので気にしないで、風除けになりそうなランナーの追走を続ける。スタート時に感じた足の重さはそれ以上ひどくなることもないが軽くなった感じもない。このまま、最後まで持ってくれることを願うばかりだった。
 
15km~20km (20km通過 1時間30分27秒 ラップ21分55秒 @4:23秒/km)
安倍川に沿って南下し、イチゴ海岸通りに入る区間。国道150線の安倍川にかかる橋をわたるときに体に感じる上り坂があるが、まだまだ余裕があるので特に影響はなし。
はじめて目標ラップよりも早いラップになったが、力を使わない我慢の走りに変わりはない。15km過ぎにVespa投入。
 
20km~25km (25km通過 1時間52分25秒 ラップ21分58秒 @4:24/km)
20km過ぎでジェル投入。20km過ぎから中間点までは目でも確認できる上り基調。過去2回はここから向い風という試練にも苦しめられたが、今年は最初は横風だったものの、次第に追い風に変わり大いに見方をしてくれた。中間点通過は1時間35分16秒。防府よりも別大よりも遅い通過。ゆっくり過ぎたかなとも思ったが、35kmまでは力を温存するという強い意志のもと、ここでも頑張ってペースを上げることはせず、ちょうどいいペースのランナーを追走。ヒトのペースに乗っかっていることがどれほど楽なことか。足には疲労がたまってきてはいるものの、気持ち的にはまだまだ余裕がある。そうしていると不思議なことに同じランナーを何度も追い抜いたり、逆に追い抜かされたりする。これまでの自分はこうしてスタミナを無駄遣いしていたのではないかと思う。
 
25km~30㎞ (30km通過 2時間14分14秒 ラップ21分49秒 @4:22/km)
雲行きが怪しくなり雨が降り出した。これまで暑くて給水のたびに首や足に水をかけて冷やしてきたので、この雨は気持ちよく感じた。雨は30分くらいであがったのでまさしく恵みの雨だった。自然にペースも上がっていた。ここからは精神的な強さが試される区間。29km過ぎたあたりで折り返しスライドする。急に向かい風になって、これまでどれだけ追い風に助けられていたかを知る。ここからが本日のレースのスタートと気を引きしめた。
30㎞~35km (35km通過 2時間35分51秒 ラップ21分37秒 @4:19/km)
30㎞通過時点でVespa投入。向い風区間は約2km。周りは徐々にペースが落ちていくのが分かった。自分もふくらはぎが時々つりそうになる症状があった。35kmまでは自嘲しようかとも考えたが、ここでペースを落とすと逆にその後のペースアップが難しくなりそうだし、そろそろ仕掛けてもいいタイミングでもあったので、追走をやめ思い切って飛び出し、自分のペースで最後まで行こうと決める。前のランナーを一人づつとらえ追い抜くことの繰り返し。ペースも4:19/kmで安定していい感じのまま、再び折り返して清水駅方面へ。疲れは感じてきてはいるものの、これまでのレースの終盤では感じたことの無い精神的余裕とワクワク感。このペースのままゴールできればそこそこのタイムが出るかもと考え始めたが、まだゴールタイムの計算まではしないでペースを守ることだけに専念。
 
35km~40㎞ (40㎞通過 2時間56分41秒 ラップ21分40秒 @4:20/km)
いよいよこのレース最大のテーマと位置付けていた上り坂区間。だらだらと長い上り坂で完全に足を使い切ってしまわぬように気を付けながらテンポよく上る。多分4:40/km位のペースでクリアできたんじゃないだろうか。坂を上りきった後、さすがに足に疲れを感じ息が上がったが、これまでの2回とは比べものにならないくらいの充実感があった。その後の下りで息を整え、とにかく我慢してペースを保つ。37km地点で最後の切り札カフェイン入りジェルを投入。もうやり残したことはない。疲れてはいるが何とかペースは維持できている。あとはひたすらゴールを目指すだけ。
 
40㎞~ゴール (ラップ9分09秒 @4:10)
40㎞通過タイムからゴールタイムを計算すると残り2.195kmペースダウンしなければ3時間6分台でゴールできることがわかる。この調子なら何とかペース維持できそうだ。何だか嬉しくなってきた。このまま終わってしまうのが惜しい気もした。最後の給水所はパスし、ゴールを目指す。残り1kmで更にペースアップ。最後の1kmは4:05/km(推定)。
 
ゴールタイム 3時間06分40秒 (ネット3時間06分04秒)
 
とても気持ちの良いレースだった。ネガティブスプリットが決まると疲れが残らないと聞いていたが、本当にゴール後もまだまだ走れる感じがした。でも実際はゴールした後に足が攣ったりしたので出し切っていたのでしょう。でも間違いなくこれまでのレースよりもダメージは小さい。
今回のレースで最後まで足が動いたことの要因として考えられること。
1.スタート時点で重い足を作れたこと。小出監督が著書で書いていたことが体験できた。
2.追走で節約しながら、遅すぎと思いたくなるほどのペースで30㎞まで行けたこと。
3.カロリー補給がしっかりできたこと。
4.天候を味方にできたこと。
5.3回目にしてコースの特性を理解できたこと。

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