« 2017年2月 | トップページ

2017/03/07

辛うじてPB更新~静岡マラソン2017

3月5日(日)毎年、本命レースと位置付けている地元開催の静岡マラソン。

6時に自宅を出発。電車と徒歩で駿府公園に到着したのが7時過ぎ。
今年からコースが変更されたり、スタートブロックに、サブスリー証明書提出者専用のSブロックができたりした関係で、去年までとは荷物預け場所やスタート待機エリアが変わっている。
いつもならスタート1時間前から20分くらいアップをして、荷物を預けるところだが、場内でしきりに流れる「荷物預かりは7時45分まで」というアナウンスに駆り立てられ、アップも通常の半分くらいで切り上げ、7時30分に荷物を預けスタートブロックに並ぶ。
Aブロックでも比較的前の方に並ぶことができたので、スタートまでのロスタイムは16秒。(Aブロックは1000番から1999番まででAの一番後ろで45秒くらいのロスだった模様。)
ただし、待ち時間が長かったせいか、スタート時に尿意を感じていた。
レース前の状況分析。
1.体調・・・特にいうことなし。ただ、1週間前からウエイトコントロールがうまくいかず体重が2kg増。レース前の排便もできたが、完全にすっきりとはしない感じ。
2.練習の仕上がり・・・1月末あたりから、足の甲と足底の痛みを感じ、一時はDNSも頭をよぎった。あまり追い込んだ練習は控えたこともあり、2月は練習量が落ちた。ちょっと不安材料。
3.天候・・・晴れていて気持ちがいい。スタート時の気温は8℃だが、日差しがある分マラソンには少し暑い。風は微風。予報によると久能海岸では東南東の風が吹く(斜めからの逆風)
4.気持ち・・・あまり緊張していない。気負いがないことはいいことだが、集中していないという言い方もできるかもしれない。3時間2分を目標とし、楽にキロ4:18秒ペース(5km21分30秒ペース)を保ちながら30kmまではいく。36kmの坂を上りきってからゴールまで走り抜けるという作戦。
スタート直後からそれほどストレスなくペースに乗れた。後ろから追い抜くランナーは気にせず、自分の楽なペースを探しながら21分41秒で5km通過。スタートロス16秒、下り坂を考慮すれば設定通りのペース。
6kmを過ぎてからは長い上りになるが体も温まってきたこともあり、ペースは保ったまま順調に5-10km区間を21分28秒でクリア。日差しを浴びると暑く感じたのでできるだけ建物の日陰になる所にコース取りをした。これまでのレースでも心拍数が前半で160を超えると後半のペースダウンがみられたので、150台をキープするようできるだけ頑張らずにペースを維持。中間点を1時間30分46秒で通過。ここまでほぼ設定通りのペース。
スタート時から感じていた尿意はこのあたりから収まってきて、余計なロスタイムの心配はなくなった。ただスタート時から体が重たい感じがしているのが気になっていた。大体は走っているうちに軽くなって自然にストライドが伸びペースが上がって来ることが多いのだが、今回はそれがない。それともう一つ、スタート直後から右足の土踏まずが張っていてコーナーなどで力がかかると痛む。これまで経験のないところの痛み。何とか最後まで持ちこたえてくれと願う。
安倍川を渡る上り坂を超え、いよいよ久能海岸へ。予報通り、若干の向い風。設定ではこの海岸も最後まで同じペースを維持し、36kmの上り坂を制した後、一気にリミッターを外してペースアップをすることになっている。
がしかし、どうも身体がいうことを聞かない。期待していたように体が軽くなってこない。
同じ感覚で走っていてもペースが4分20秒を超え始めた。20-25kmが21分43秒、25-30kmが21分48秒。30km通過が2時間9分37秒。ここから再びキロ4:18ペースに戻すことができれば目標とする3時間2分は可能。しかしペースは上がるどころかさらにじりじりと落ち続け30-35kmは22分10秒。ついに22分を超えた。更に最大の難関である36km手前の上り坂で更にペースダウン。昨年はこの坂を超えてからブーストエンジンが点火し、ペースアップできたが、今年は残りの距離を考えると体がエンジンを回そうとしない。3時間2分の目標は遠のき、自己ベスト更新も危うい展開に。
これまで静岡マラソンはシーズンの集大成という位置づけで、東京マラソンの翌週に走った第1回は除き、第2回、第3回とシーズン最速のタイムで走っている。今回も最低でも自己ベストは更新しなければならない。特に今年は、ゴール手前で家族が応援に来てくれているので、つぶれた姿を見せるわけにはいかない。
疲れた頭で必死に自己ベスト更新までの余裕度を計算。感覚的にこれ以上ペースダウンしたらアウトであることは感じていたが、疲労はピーク。35-40㎞は22分46秒まで落ちている。
40㎞通過は2時間54分33秒。
自己ベスト(3時間4分24秒)まで9分51秒。キロ4:30を超えている今のペースでは更新は不可能なことがわかる。
清水の市街地の風景が見えはじめ、残り2kmくらいになって何とか頑張り切れると思ったのか、ようやく体が反応した。とにかく家族の応援があるところまでは諦めるわけにはいかない。そんな気持ちも後押しし、徐々にペースは上がりはじめ、40-41kmの1kmは4:26までペースアップ。
そして家族が待つハイタッチゾーンへ。コスプレのお姉さまたちに元気にハイタッチしたのはいいが、肝心な家族の姿が見えない。焦りながらも、仕方ないと諦め自己ベスト更新を目指しゴールを目指す。
とその時、ハイタッチの列の反対側の歩道から、大きな声で「パパ~、パパ~」と呼ぶ声。飛び跳ねながら大きく手を振って応援してくれている妻と子供たちの姿が・・・。嬉しくて涙が出そうだった。
41-42kmの1kmは4:16までペースアップ。そしてゴールが見え更にラストスパート。電光掲示板の数字をにらみながら必死の形相でフィニッシュゲートを駆け抜けた。自分では3時間3分58秒でゲートをくぐったと思ったが、公式記録は3時間4分01秒(ネット3時間03分45秒)。無事に自己ベスト更新。
途中の補給は15kmジェル、23kmベスパ、30㎞ジェル、34kmベスパ。35km以降に摂取しようと持参したカフェイン入りのジェルとベスパは余裕がなく使用せず。
自己ベストは更新したものの、正直なところもう少し行けると思っていた。ペース設定も間違いではなかった。行けなかった理由は細かく考えればいろいろあるが、どれも確信が持てるものではない。ただ、まだ実力が伴っていなかったということだけは事実だろう。
この大会では自己ベストを出したランナーが非常に多く高速コースとしての知名度が上がったのではないかと思う。地元住民として嬉しさ極まりない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年2月 | トップページ