静岡マラソン2018
3月4日今シーズンの本命と位置づけた静岡マラソンで大失敗。
グロス3時間21分14秒(ネット3時間20分49秒)
前半 1時間31分35秒
後半 1時間49分39秒
前半はサブスリーペースに近いペースを維持したものの、25km過ぎたあたりから太ももあたりに疲れを感じ始め少しペースを落として最後まで走り切る作戦に切り替え。
しかし、ペースを落としても楽にならないどころか、足はどんどんおもくなっていくばかり。
ここにきて「やっちまったな」と初めて気付いたものの、あとの祭り。
まだまだ、自己ベストも狙えるくらいのタイムであったが、この後潰れて走れなくなるのは目に見えていたので目標を「完走すること」に切り替え。
ジョギングペースといっても疲労がたまった足で15km以上を走り切るのは決して簡単ではない。途中何度も走るのやめようかとも思った。でもゴール前の直線で待っている家族の前も通らずにレースをやめてしまうのはどうしても嫌だったし、人生初の途中棄権するほどのきつさではないと言い聞かせ、最後まで走り切った。
今回の失敗の原因として考えられること。結果的には最初のペースが早すぎたことが致命的なミスといえる。しかし、中間点の通過タイムは去年よりも1分遅いタイム。条件が良ければ今回の前半ペースであっても完全につぶれることなく最後まで勝負できる可能性だって十分ある。最初の20kmまではこのペースで最後まで行けると思いながら走っているのも確か。前半のペース設定に誤算が生じた原因は・・・
1.暑さ
静岡市役所に設置されていた温度計はスタート時11℃。日陰にいればひんやりとしているが、陽がさすと一気に初夏のように暑く感じる。コース上では日陰を選んで走りたくなるような陽気だった。この暑さは予想していたが、ペースに反映してはいなかった。
2.疲労
一カ月前に別大マラソン、2週間前に浜松シティマラソンのハーフと、共にガチなレースを経てきたため、疲れが完全に抜けていなかったのか。
3.体力の劣化
今シーズンはことごとく昨年よりもタイムが遅くなっている。春先の足底筋膜炎の影響か、それとも加齢による衰えなのか。レースの後の回復も年々時間がかかるようになっているのかもしれない。
4.冷静なレース設計の欠如
上記のようないろいろな要因を加味しレースペースを設定するべきところを、出たとこ勝負のような感じでスタートしてしまった。現実を謙虚に判断しキロ4分半くらいの抑え目なペースで入るべきだった。スタート直後、目標とするランナーを発見しサブスリーペースで追随してしまったことも前半のオーバーペースの原因。
まあ、「サブスリーへの挑戦」をしたが失敗に終わったと考えれば無駄なレースとも言えない。来シーズン、サブスリーを狙えるのかどうかこの際よく考えてみる。
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