2019/11/11

「意欲的」と「主体的」の違い

新学習指導要領による授業が来年から順次スタートします。

新しい学習指導要領では、変化が激しい社会に必要な「生きる力」を育む学校教育を掲げています。

問題に直面した時に、知っていることや学んだことを使って解決することを教えていたのが現行の指導要領とすれば、新指導要領は、教えられてないことでも、それなりに何とかする力を養うことに主眼を置いています。

そこで、よく現れるキーワードが「主体的・対話的で深い学び」。

「主体的」とは何だろう、「意欲的」とどう違うのだろう。

感覚的にはなんとなく違いがわかるのですが、今日、とても分かりやすい表現で説明をしていただきました。

「主体的」・・・自ら課題をもち活動に取り組む

「意欲的」・・・課題を与えられて活動に取り組む

新しい学習指導要領の教育を受けた子供たちが、世の中で主体的に活躍するようになるのは、10年後?20年後?

主体的な行動ができる若者がいっぱい溢れている社会は頼もしいし、期待が持てます。

その前に、子供たちだけでなく、大人も同時に学ぶ必要があるのではないかと痛感したところです。

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